ネット保険のデメリット
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ネットで簡単に申し込みができるネット保険は、保険料が安いと口コミが評判です。ネット保険にデメリットはないのでしょうか?このページでは、ネット保険のデメリットについて、紹介したいと思います。
ネット保険は「保険料が安い」ということで、口コミでも評判です。
ネット保険が保険料を安く抑えることができる理由は、ネットから簡単に申し込みが完了するということで、一般的な対面販売を行う保険会社よりも、経費を安く抑えることができるからというのが一番大きな理由です。
引用:ライフネット生命
ただし、本当にネット販売は保険料が安いのかというと、そうでもない場合もあります。
ライフネット生命は、もとはネット販売に特化していましたが、最近ではTVCMをバンバン打っているし、電話オペレータなどを配置し、一般的な保険と似たようなサービスを行っています。
そのためかどうが、ライフネット生命の保険料については、以前ほどの「割安感」は感じられなくなっているようです。
以下の表は、SBI生命がキャンペーンを始めたという情報を調べた際に、定期保険について比較した事例です。
保険商品名 | 通常保険料 | 非喫煙優良身体 保険料 |
チューリッヒ生命 定期保険プレミアム | 3,000円 | 2,100円 |
メットライフ生命 スーパー割引定期保険 | 3,600円 | 2,280円 |
ライフネット生命 かぞくへの保険 | 2,210円 | 2,210円 |
オリックス生命 定期保険ブリッジ | 2,393円 | 2,393円 |
メデイケア生命 メディフィット定期 | 2,178円 | 2,178円 |
SBI生命 クリック定期 | 1,740円 | 1,740円 |
(30歳男性、10年定期、保障2000万円)
この表の中で、ライフネット生命とSBI生命保険は「ネット保険」といわれる、保険です。
この表をみるとライフネット生命の保険料は、チューリッヒなどと比べて、それほど割安感のある保険ではないことがわかります。
一方、SBI生命保険の「クリック定期」は、2018年4月に大きく保険料金を下げてきたことで、ネット生命保険として大人気になっています。
この表を見る限りにおいては、ネット生命としてよく知られている「ライフネット生命」の保険料が、必ずしも安いというわけではないことがわかります。
このようなこともあるので、「ネット生命は安い」という既成概念に、惑わされないことが大切です。
上で紹介した「定期保険」というのは、非常にシンプルな保険です。
定期保険というのは、一定期間の契約で掛け捨てタイプです。
貯蓄性はないけれども、万が一のときは大きな保障を得ることができるので、これから子育てをしようという若い夫婦にとってはおすすめです。
シンプルな定期保険は
子供の小さい夫婦にはおすすめ
このような「定期保険」の場合、例えば10年更新型に加入しておけば、10年毎に保険の見直しをしながら、家族構成に合わせた見直しもできるので、合理的ともいえます。
このようなシンプルな保険の場合は、ネット保険という選択も「あり」かなと思います。
前述では、「シンプルな保険の場合は、ネット保険もあり」という紹介をしました。
ですが、ここで読者の方にお聞きしたい質問があるので、もしよろしければ考えてみて頂けますか?
これらの質問にスラスラとお答えできたあなたであれば、ネット保険に迷うことなく申し込みをすることをおすすめします。
ですが、「どうだろ~?」とちょっと頭をひねったあなたの場合、もう少し保険について勉強したほうがいいかもしれません。
保険は、すご~く、わかりにくいですよね。
このように、「シンプル」といわれる定期保険ひとつとっても、いろいろな疑問が沸いてくると思います。
このわかりにくい保険を、自分で勉強しようとすると大変です。
カタログをみても、なかなかわかるものではありません。
実は、大切なことは、カタログの隅の方に小さく書いていたりするからです。
以前、「万が一のときに給与の保障をしてくれる保険」について紹介した「CMのように、入院早々家族と談笑できているあのような状態の場合、「就業不能保険」には該当しないかもしれないので注意」しよう。という記事の中で
「給与保障保険が支給されるためには、ものすごくハードルが高い」と、カタログの隅のほうに小さく書いてあったりする。ということを指摘しました。
このように、わかりにくい保険を「シンプルで安ければいい」と簡単にネット保険で申し込みをしてしまうと、あとから「こんなはずではなかった」ということにもなりかねないというネット保険のデメリットもあるのです。
ちなみに、上の質問の答えは次のとおりです。
画像引用:東洋経済オンライン
ネット保険の先駆け、「ライフネット生命」が苦戦しているそうです。
ネット保険の特徴は、基本的にシンプルな保険です。
あまり複雑な保険であると、利用する側の混乱をまねくため、なるべく簡単な内容にしてあるのが、ネット保険です。
ところがこのシンプルな内容ゆえに、「顧客にニーズに対応できていない」という指摘があり、このシンプルさが逆にデメリットになっているという情報もあります。
東洋経済オンラインより引用
(ライフネット生命の苦戦の理由)保険選びでは、年収や家族構成、子どもの年齢など、選ぶ側によって考慮すべき事情が異なる。ネット販売での利便性や価格の安さを訴求したとしても、それだけでは顧客ニーズに十分対応できなかったのではないか。https://toyokeizai.net/articles/-/70192?page=2
シンプルすぎる保険は、生活の多様化がすすむ中で、顧客のニーズに対応できないため、ネット保険のパイオニアであるライフネット生命が苦戦しているというのです。
確かに、少しでも自分のライフプランと異なる部分があれば、もう少し「自分のあったものを」と思って、ほかの保険を探してしまうと思います。
シンプル過ぎる保険というのは、確かにネット保険のデメリットといえそうです。
ネット保険として、ライフネット生命が販売をはじめたのは、2008年です。
ライフネット生命は、アクサダイレクトのあと追っかけるようにして、ネット生命の販売を始めた、ネット生命の先駆けでした。
当初はこの2社くらいだったネット生命ですが、この記事を作成している2019年1月の時点では、多くの保険会社がネットからの申し込みをできるようになっています。
ざっと見ただけでも、「アクサダイレクト」「ライフネット」「FWD富士生命」「SBI生命」「オリックス生命」「チューリッヒ生命」「東京海上日動あんしん生命」などなど
大手と言われた保険会社まで、ネットでの保険販売を行うようになっています。
このような状況になってくると、利用者としては、もう「どの保険がどこが違うのかわからない」という状況になってきます。
本来は、「シンプルでわかりやすい」はずだったネット生命が、全くわかりにくくなり、「何を選んでいいのかわからない」という状況になってきているということなのです。
これが、ネット生命のデメリットの3つめと言えるでしょう。
私は自分の保険の見直しをする際に、無料相談を利用しました。
以前の私が保険の見直しをした体験談「睡眠時無呼吸症候群でも保険に入れる?睡眠時無呼吸症候群に加入する際の注意点は?」の中でも紹介しましたが、
私は「持病があっても入れる保険」へ、見直す必要があったのです。
私のように、持病があって保険を見直す場合は、保険のプロのアドバイスを受けたほうが、絶対におすすめです。
ひとくちに「持病がある人の保険」といっても、対象としている病気は様々だからです。
例えば、「疾病」と「疾患」。
ある保険のパンフレットでは、「3大疾病に対応」と書いてあるものが、ある保険では「3大疾患に対応」と書いてあったりします。
どこが違うかわかりますか?
わからない人は、保険の無料相談で、プロへ確認したほうがいいですよ。
以下の関連記事を、参考にして上手に保険選びをしてみて下さいね。
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