耐久性はどうなのか(雷・地震・台風・雪や雹・塩害等)

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太陽光発電は屋根にむき出しの状態で設置されるわけですから、タイトルにあるように耐久性が気になる人も多いと思います。そこで、それぞれの天候への耐久性はどうなのか調べてみました。

「雷」に対する太陽光発電の耐久性

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まず、「雷」ですが、過去30年で設置された太陽電池に直接落雷があったということはごく稀で、ほとんどの場合が回りに落雷があり、誘導電流が流れたことによって被害を受けたという例が多いようです。


ですので、太陽電池だから、落雷を引き寄せやすいというわけではありません。もちろん落雷が全くないとも言い切れませんので対策としてサージアブソーバを設置して誘導落雷対策をしています。

「地震」に対する太陽光発電の耐久性

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次に地震ですが、太陽電池モジュール=ソーラーパネルですが、一見すると重そうですが、実はパネル全ての重量は重くても広くパネルを敷き詰めることで荷重は分散されるので屋根に対する負担は大きくはありませんので、問題ないということです。


ということは地震により重さに耐え切れず家が倒壊するということはありませんが地震の影響で壊れるのではないかというところも心配ですよね。


もちろん太陽電池モジュールは地震によるねじれや、振動などの実験を繰り返し強度計算をして地震に耐えれるように設計されています。

「台風や風」に対する太陽光発電の耐久性

台風や風に関してですが、太陽電池の取り付け強度は風速60m/s、地上では15mの風速にも耐えられるように設計されています。


台風がよくくる沖縄などではさらに強度のある専用のモジュールや架台もありますので、心配であれば地元の業者さんへ問い合わせることをおすすめします。

「雪や積雪」に対する太陽光発電の耐久性

雪や積雪に関してですが積雪の多い土地では屋根に積もった雪を下ろすことも必要になってきます。


太陽電池モジュールが雪の重さなどに耐えられるのかというところですが、豪雪地帯でも、積雪量を考え架台を傾斜させることでモジュールに雪が積もりにくくしています。推奨傾斜角度というのが用意されていますので、それぞれの地域にあった設置ができます。


雪の多い地域では、太陽電池の強度が特に必要となります。耐久性で選ぶなら三菱電機とカナディアン・ソーラーがおすすめだそうです。

三菱電機の太陽電池モジュール
積雪荷重4,800Paを確保し、垂直積雪量2.0m以下の地域での設置が可能とされています。

また、太陽電池モジュールの耐久性は、セルと配線に加わるストレスに左右されます。三菱電機の太陽電池は、高い耐久性を確保するために、セルとセルの間隔を広げ、セル間をつないでいる配線へのストレスを軽減し、同時にバックフィルムからの反射光を多く取り込める構造になっています。

「雹」に対する太陽光発電の耐久性

続いて雹(ひょう)ですが、雹は車の分厚いガラスを割ってしまうほどの威力があります。この雹が太陽電池モジュールに当たっても大丈夫なのかということですが、モジュールのガラス面はJIS規格と言って、高さ1mのところから直径38mm、重さ227gの鋼球を落として耐えることができるかという実験をしてこれに耐えることができたのを現在モジュールのガラス面に使用していますので、問題ないということです。


ガラスと考えると不安ですが、この試験に通貨したガラスを厚さ3mmにし、強化ガラスとなったモジュールですので、衝撃の適正は一般的な屋根と同じだと考えてもらって結構です。

「塩害」に対する太陽光発電の耐久性

最後に塩害ですが、直接海水や海水の雫などがかかるところに設置することはできませんが、海岸や海に近いところでは塩害仕様というものを用意している販売店もありますので、直接販売店に相談するといいと思います。

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