太陽光発電のパネル「ノーリツ」の性能や口コミ
給湯器や湯沸かし器、太陽熱温水器で有名なノーリツですが太陽光発電でも実績を上げています。
ノーリツは国内メーカーの中でも低価格で、導入しやすいのがウリですが、ノーリツは太陽光発電では、あまり名前を聞いたことがないかもしれません。
住宅設備関係では知らない人はいないくらいので長年の実績もあり、太陽熱温水器と言えばノーリツというくらい、有名な企業です。太陽光発電システムと太陽熱温水器を組み合わせた商品もあり、光熱費をより削減できるということで、注目されています。そして、ノーリツのパネルは、塩害地域や積雪地帯でも標準パネルで対応が可能ですので、耐久性には全く問題ありません。
ノーリツの太陽光パネルの種類
ノーリツの太陽光パネルは多結晶タイプしかありません。単結晶タイプには出力や変換効率は劣るかもしれませんが、多結晶タイプでは業界でNO,1の出力と変換効率をほこります。
単結晶タイプは多結晶タイプにくれべて費用が高くなりますが、多結晶タイプということでコストダウンすることができます。他社では多結晶タイプの方がコストが安いけど出力や変換効率がよくないから、費用は高くなるけど単結晶タイプにするという方もいると思います。
しかしノーリツの場合は多結晶タイプでも公称最大出力は205W、変換効率は15.2%と単結晶にもひけをとらない性能です。大きさや形のバリエーションも多く、標準モジュール、正方形、長方形、台形(左)、台形(右)の5つのタイプのパネルがありますので、どんな形の屋根にもフィットできるように設計することができます。
ノーリツで一番性能が良いとされるのが先程からお話しているPVMD-P20501-SQです。この機種が最大出力205Wのパネルで「標準タイプ」のモジュールとなります。
ノーリツの太陽光発電システムを設置した人の口コミ
では、実際にノーリツの太陽光発電システムを設置した人はどう思っているのでしょうか。口コミを調べてみました。
「住宅設備メーカーとしての歴史が長いですし、今後の保証や、会社が倒産してしまうなどのリスクを考えると、ノーリツはその可能性が少ないし、保証もしっかりしているだろうと思って決めました」
「他社と比べて低価格で、国内メーカーということで決めました」「家を新築するときに、ノーリツの太陽光発電と太陽熱温水器をセットで設置しました。これが予想以上の光熱費削減になっているので、設置してとてもよかったと思います」と、他社ではなかなかできない、太陽熱温水器とのダブル発電で、光熱費をさらに削減することができるので、両方を設置した人はとても満足しているようですね。
ただ、こんな意見もありました。
「太陽光発電以外の設備関係がノーリツ製だったので、ノーリツに太陽光発電システムも見積もりを出してもらったのですが、見積もりが全て一緒になってしまっていたので、太陽光発電システムを導入するのに、いったいいくらかかるのかが分かりにくくて困りました」とのことです。
私は住宅設備関係で仕事をしていたことがありますが、ノーリツの見積もりのフォーマットがそうなっているのではなく、多分担当の方が気の利く人ではなかったのかと思います。
私が取引していたノーリツの担当者はとてもわかりやすい見積もりを出してくれていたので、担当者に「分かりやすくしてほしい」と言えば作り変えてくれると思います。
同じ見積もりでもわかりにくければ、いくら良い商品でもその時点で却下してしまいそうになりますよね。高額な買い物なのですから、誠実に対応してほしいものです。