引受基準緩和型保険とは

保険FPの晶子さんへ、『引受基準緩和型保険』について解説して頂きました。

女性保険FP

【この記事を書いたFPさん】

女性6

晶子さん
・保険のコンサルティング
・AFP資格保有者
・AFPとして保険の選び方のコンサルタントをしています。特定の商品に限らず、公平・中立の立場から、保険の選び方について、解説したいと思います。

今は若い人よりも高齢者のほうが多い社会。極端に言えば病院などにお世話になっていない、まったくの健康体の人のほうが少ないのかもしれません。保険会社も、病気の人でも加入できる保険など新商品を登場させています。そのポイントになるのが引受基準緩和型保険。このページではその基準についてかんたんに説明したいと思います。

【このページの目次】

引受基準緩和型保険

引受基準緩和型保険とは、生命保険に加入する際に必要な告知項目を少なくして、
一般の生命保険よりも加入基準が緩和された保険のことです。

告知が通常より限定されているので、限定告知型とも呼ばれます。

画像の説明
健康なうちに保険は加入したほうが割安です。

生命保険は、まず氏名年齢職業など本人の属性と、
過去の病歴など健康状態を告知します。

過去の病歴については主に、

(1)過去三ヶ月間で医師に診察・検査・治療・投薬はあったかどうか
(2)過去二年以内の健康診断で異常を指摘されているか
(3)過去五年以内に手術または7日以上の入院はあるか
(4)女性の場合は妊娠しているか、婦人科系の病気はあるか
(5)身体障害はあるか、

について訊かれていることが多いです。
この項目詳細は保険会社により異なります。

この告知で一つでも「はい」となると基本的には保険に加入できません。

既に病気がある人が保険に加入すると、
支払いが増えて、支払っている保険料で保険金が払えなくなってしまいます。

そのため、一定の健康基準を設けて基準に達しない人の保険加入を
制限しています。

引受基準緩和型の場合の告知内容

引受基準緩和型の告知は、先程の一般の生命保険より項目も少なく、
基準も緩いです。

画像の説明
引受基準緩和型の告知はスマホから行うことができるものもあります。

これもまた保険会社によって異なりますが、主に
(1)現在、病気や怪我で入院中または過去一年以内に入院や手術を勧められて治療完了していないものがあるか、
(2)過去五年にがん、悪性新生物、上皮内新生物、肝硬変で医師の診察治療検査投薬を受けているか、

などですが、これは保険会社によって様々です。

(1)の一年以内に入院や手術を勧められたかという項目も、
二年以内となっていたり、過去三ヶ月以内の入院手術があるかが訊かれたりなど、
保険会社によって様々です。

告知項目を少なくすることにより、
一般の生命保険に入れる人が引受基準緩和型に入ることはまずない上に、
病気がある人が保険に加入することになりますから、保険料は高くなります。

一般の生命保険に加入できない場合、
引受基準緩和型の生命保険加入を検討されるかと思います。

その時はなぜ一般の生命保険に加入できなかったのか、
その理由によって、加入できる保険会社も変わってきます。

引受基準緩和型の保険の保障内容

引受基準緩和型の保険は、
一般の保険に比べて保障も限定されていることが多いです。

代表的な例は、加入から一定期間(1年であることが多い)は、
保険金の支払いが半額になると言うものです。

入院給付金の額も、
一般の保険だと1日5,000円の他に10,000円も選べる保険会社が多いですが、
引受基準緩和型だと5,000円のみのことも多いです。

健康状態に不安のある方の味方である引受基準緩和型保険ですが、
一般の保険との違いをしっかり確認してから加入して下さいね。

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