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簡易生命表とは

簡易生命表と聞いてすぐにどんなものかが分かる人はどれくらいいるでしょうか?


簡易生命表とは、毎年の人口動態統計の死亡数と10月1日現在の推計人口を用いて算定された死亡率を表示したものです。厚生労働省では毎年この簡易生命表を作成して公表しています。


どうして簡易生命表が作られるのかというと、10月1日現在の推計人口として使われる人口数は、国勢調査が5年ごとにしか行われないため、完全生命表の作成が数年も遅れることから、時間的なズレを補う目的のために作成されています。

簡易生命表は日本にいる日本人について、死亡率、生存数、死亡数、平均余命などを表しています。生存状況や平均寿命の国際比較、死因分析なども出されています。


これらのデータは、男女別の各年齢の志望件数と中央人口を基にして計算されています。これは年齢構成には左右されず、死亡状況のみが表示されています。日本の死亡状況を厳密に分析するのに不可欠なものです。


簡易生命表の0歳の平均余命は平均寿命となり、すべての年齢の死亡状況を集約しており、保健福祉水準を総合的に示す指標となっています。


簡易生命表は、推計人口から日本人人口を、人口動態統計月報年計から死亡数、出生数を算出して、厚生労働省が毎年作成しています。


より正確なデータの完全生命表は、国勢調査による確定数の日本人人口と、確定数の人口動態統計の死亡数、出生数をもとにして、5年ごとに作成されています。


正式なデータとしては完全生命表が用いられますが、簡易生命表はできるだけ現在に近いデータとして、利用されることが多いものです。保険会社などはさまざまな規定、規約の決定などに、簡易生命表を参考にしていることはあるでしょう。