持病でも入れる保険「引受基準緩和型保険」とは
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私は、多重債務に陥りとにかく毎月の出費を抑えたいと思ったときに、生命保険の見直しをしました。
その結果年間で20万円あまり、保険料を安くできました。
生命保険の無料相談は、どうせあらかじめ経費が保険料に上乗せされているのですから
どんどん利用して生命保険の見直しをしたほうが、賢明だと思います。
保険加入の考え方
もともと保険とは「健康な状態」で加入することが鉄則とされてきました。
当然のことですが保険会社側もリスクを負うことは極力避けたいわけですから、加入者にはなるべく健康な状態を継続してもらい、出来れば病気などにもならずなるべく長期間保険料を納めてもらうことを望んでいるわけです。
保険は本来「御守り」としての魅力が強い商品ですから、健康なうちに加入して「もしも」に備える…すなわち病気などとは無縁の「健康体」でなければ加入すら叶わないものでした。
個々のニーズに応えるため新しい形の保険
しかし徐々に保険商品の重要性が社会に浸透するようになり、現在のように実に70%以上もの日本国民が医療保険に加入するという事態を迎えると、保険会社は顧客の間口を広げるため、また個々のニーズに応えるため新しい形の保険を販売する必要性に迫られます。
それが「引き受け基準緩和型保険」。
医療の進歩も手伝って平均寿命が延び、持病があってもそうでなくても長く生きられるようになった現代日本ならではの保険と呼べるかもしれません。
「持病があっても入れる保険」「健康に不安がある人でも安心」と何とも魅力的な宣伝文句と共に紹介されている保険商品CMを1度は目にしたことがありませんか?
そういった保険の多くが実はこの「引き受け基準緩和型保険」。
引き受け基準とは保険加入したい人が申告した内容により保険会社が「その人を加入させるか否かを決める基準」のことを指しますが、その基準自体を緩和しているので、持病を持っている人やこれまで健康上の理由などで保険加入を断られていた人でも比較的加入しやすくなるという仕組みです。
医療保険やがん保険は勿論、最近は死亡を保障してくれる生命保険や終身保険、定期保険なども販売されており、より選択肢の幅も広がっています。
では肝心の保障内容はどのようなものなのか、その特徴を簡単に見ていきましょう。
「限定告知型保険」の特徴
別名「限定告知型保険」とも呼ばれる引き受け基準緩和型保険。
その最大の特徴はやはり「加入の間口が広い」ということに尽きますよね。
通常、医療保険に加入するには保険会社が設けた審査にパスせねばなりません。
保険に加入する際、多かれ少なかれ幾つかの告知事項にひたすらサインするという面倒な手続きを踏み、時には医師の診断書の提示を求められ、「もしこの告知に違反があれば保険金がおりない」という旨を取扱店のカウンターで口酸っぱく説明されたことを何となく覚えている方もいらっしゃるでしょう。
特に医療保険の加入条件は非常に厳しく、例えば既に手術して完治したなど一定の条件をクリアしていれば加入できる保険もありますが、数年間はその部位に関して保障対象外となる「部位不担保」のみでしか契約を許されないことも。
どちらにしても審査に引っ掛かることなく加入、尚且つ保険料を出来る限りお安く抑えようと思うのであれば、より若い頃に、健康に自信のある状態で保険を選ぶことがやはりベストだというわけですね。
現実はなかなか思い通りにはいかないもの
自身の健康を過信して保険加入を長引かせていたら会社の検診で要再検査を迫られてしまった、数十年前に加入した医療保険に不足部分が多く乗り換えを検討していたら予期せぬ病気に倒れてしまった…こういったことは誰にでも起こりうる「日常茶飯事」です。
また通常の医療保険への加入が難しいのは何も過去の既往歴だけでなく、例えばレーサーやボクサーなど業務にかなりの危険が伴う職業でも識別されてしまいます。
こんな時蓄えに充分な余力のある人は問題ないでしょうが、そうでない人や家族を抱えている人はやはり不安でたまらないはず。
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家計を回すために満足な治療を受けられなかったり、余計なストレスを増やしてしまっては本末転倒ですからね。};
救済措置のような形で登場
そういった人を対象に救済措置のような形で登場したのが、この「引き受け基準緩和型保険」。
加入条件のハードルが通常の保険に比べてかなり低いため、いわゆる「持病持ち」だという人も高確率で引き受けてもらいやすくなります。
その証拠に告知項目が3~5項目程度と通常の医療保険と比較してもかなり少ないことが特徴的。
一例としては「今後3か月以内に入院または手術の予定があるか」「過去5年以内にがんや肝硬変などの病気で医師の診察・治療や投薬または入院・手術を受けたことがあるか」など、その内容もかなりざっくりとしているのが分かりますね。
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